絶滅動物(近世〜現代)

哺乳類

ニホンアシカ

ニホンアシカはかつて日本の沿岸に広くいたアシカです。江戸時代には禁猟とする藩がありましたが、本格的な漁が始まってからは約40年で姿を消しました。最後の確かな記録は1974年で、環境省は今も絶滅危惧種として扱っています。分類と学名分類階層界:...
鳥類

ハーストイーグル

ハーストイーグル(学名 Hieraaetus moorei)は、ニュージーランド南島に固有だった世界史上最大の鷲です。雌の体重は 10〜18kg、翼開長は 2.6〜3m に達し、鋭い爪で自分の 15 倍の体重にもなるモアを仕留めていました。...
両生類

キンイロヒキガエル

キンイロヒキガエルは、中米コスタリカのモンテベルデ雲霧林に暮らしていた小型のヒキガエルで、雄が信号機のような鮮やかなオレンジ色をした種として知られました。生息域はわずか約 4 平方kmの狭い範囲に限られ、雨季に一斉に集まって「オレンジの塊」...
哺乳類

タイワンウンピョウ

タイワンウンピョウは、かつて台湾島の照葉樹林に暮らしていた小型のヒョウの仲間で、大陸のウンピョウよりも尾がやや短いことから 1862 年に Leopardus brachyurus と原記載された台湾固有の集団です。台湾原住民ルカイ族・パイ...
鳥類

カロライナインコ

カロライナインコは、かつて北米東部の森を群れで舞っていた鮮やかな緑・黄・赤のインコです。北米大陸で唯一の在来インコで、雪の積もる冬でも群れで越冬する「もっとも北に暮らしたオウム目」でもありました。しかし森林伐採と帽子の羽飾り需要、そして仲間...
哺乳類

ニホンカワウソ

ニホンカワウソは、かつて北海道から九州まで日本の川や海岸に広く暮らしていた日本固有のカワウソです。江戸時代までは全国どこにでも見られた身近な水辺の獣で、河童伝説の原型とも言われました。しかし毛皮乱獲と水質悪化が重なって20世紀後半に姿を消し...
哺乳類

ジャワトラ

ジャワトラは、インドネシアのジャワ島だけに生息していたトラの亜種で、1980年代に絶滅したとされます。バリトラよりやや大きく、スマトラトラと同程度の小型のトラで、雄でも体重100〜141kg程度でした。20世紀前半のジャワ島では急激な人口増...
哺乳類

バリトラ

バリトラは、インドネシアのバリ島だけに生息していたトラの亜種で、世界最小のトラとして知られていました。全長は雌でも211cm、体重100kg前後と、大陸のベンガルトラやアムールトラの半分ほどしかない小型のトラです。オランダ植民地時代のスポー...
哺乳類

カスピトラ

カスピトラは、かつてカスピ海沿岸のカフカスからアラル海周辺・イラン・アフガニスタン・中国新疆までの中央アジア一帯に分布していたトラの亜種です。体重200kgを超え、狭く数の多い縞と冬の長い頬毛を持つ独特の風貌で知られました。19世紀後半から...
哺乳類

クアッガ

クアッガは、南アフリカのカルー地方に生息していたサバンナシマウマの亜種で、頭と首だけが縞模様・下半身はほぼ茶褐色一色という独特の姿を持っていました。前半身はシマウマ・後半身はウマのようにも見える中間的な外見から、19世紀の入植者を強く惹きつ...
哺乳類

フクロオオカミ

フクロオオカミは、オーストラリアのタスマニア島に生息していた有袋類の大型肉食獣です。「袋を持つオオカミ」として収斂進化の代表例に挙げられ、背中の15〜20本の縞から「タスマニアタイガー」の別名でも知られてきました。かつてはオーストラリア大陸...
鳥類

リョコウバト

リョコウバトは、かつて北アメリカ大陸に約50億羽が生息していたとされる、鳥類史上もっとも多い鳥の一つでした。渡りの群れが空を覆い、太陽の光を数時間さえぎるほどだったといいます。しかし19世紀の商業狩猟と森林伐採により個体数は激減し、1914...
絶滅動物

エゾオオカミ

エゾオオカミは、かつて北海道にすんでいたオオカミです。本州にいたニホンオオカミよりずっと大きく、大陸のオオカミに近い姿をしていました。北海道の先住民であるアイヌの人々は、このオオカミを「ホロケウカムイ(遠吠えの神)」として敬っていました。と...
絶滅動物

ニホンオオカミ

ニホンオオカミは、かつて本州・四国・九州の山々にすんでいた、日本固有のオオカミです。オオカミの中でもいちばん小さい仲間の一つで、1905年を最後に姿を消し、絶滅しました。「大口真神(おおぐちのまがみ)」として神さまのように敬われた、日本人に...
絶滅動物

ステラーカイギュウ

ステラーカイギュウは、かつて北太平洋のベーリング海にすんでいた、体長9mにもなる巨大な海の哺乳類です。ジュゴンやマナティーの仲間で、海藻を食べておだやかに暮らしていました。1741年に博物学者ゲオルク・シュテラーが発見しましたが、それからわ...
絶滅動物

ジャイアントモア

ジャイアントモアは、かつてニュージーランドにすんでいた、世界でいちばん背の高い鳥です。翼が一枚もない、鳥の中でもとても変わった姿をしていました。メスは頭を上げると3.6mもの高さの葉に届き、体重は250kgにもなったと考えられています。とこ...
絶滅動物

ロドリゲスドードー

ロドリゲスドードーは、インド洋のロドリゲス島だけにすんでいた、飛べない大きな鳥です。じつは、あの有名なドードーのいちばん近い親せき(姉妹のような種)でした。ドードーとちがって首も脚も長い、すらりとした体つきで、オスの翼には戦うための大きなこ...
絶滅動物

ドードー(モーリシャスドードー)

ドードーは、インド洋のモーリシャス島だけにすんでいた、飛べない大きな鳥です。天敵のいない島でのんびり暮らしていましたが、人間がやってきてから100年もたたないうちに、地球上から姿を消してしまいました。いまでは「人間のせいで絶滅した動物」の代...
絶滅動物

オオウミガラス

オオウミガラスは、かつて北大西洋の島々にすんでいた、飛べない大きな海鳥です。「ペンギン」という名前は、もともとこのオオウミガラスを指す言葉でした。南半球でよく似た鳥が見つかったとき同じ名前で呼ばれ、それが今の「ペンギン」になっています。人を...