珍種・奇妙な生きもの

甲殻類・軟体動物

ダイオウグソクムシ

ダイオウグソクムシは、深い海の底に住む世界最大級のダンゴムシの仲間です。陸のダンゴムシやワラジムシと同じ等脚類が、深海で大きく育ったものにあたります。海に沈んだ生きものの死骸を食べる掃除屋で、何年も食べずに生きた記録でも知られます。鎧のよう...
魚類

デメニギス

デメニギスは、透明なドーム状の頭を持つ深海魚です。頭の中には緑色の目があり、ふだんは上を向いて獲物の影を探します。水深600〜800mの暗い海に暮らし、生きた姿が詳しく撮影されたのは2009年のことでした。顔の前にある2つの点は目に見えます...
甲殻類・軟体動物

ムラサキダコ

ムラサキダコは、外洋を漂って暮らす、変わったタコです。メスは腕のあいだに大きな膜を広げ、マントをまとったような姿になります。いっぽうオスは体長わずか2cmほどで、メスとのあまりに大きな差で知られます。さらに、猛毒のカツオノエボシの触手をちぎ...
甲殻類・軟体動物

ダンボオクトパス

ダンボオクトパスは、深海にすむ、耳のような大きなヒレを持つタコです。そのヒレをはばたかせて泳ぐ姿が、ディズニー映画の子ゾウ「ダンボ」を思わせます。世界でもっとも深いところにすむタコとして知られ、水深7000m近くでも見つかっています。その見...
甲殻類・軟体動物

メジロダコ

メジロダコは、ヤシの殻を持ち運んで隠れ家にする、道具を使うタコです。無脊椎動物で初めて「道具を使う」と確認された、注目の種です。さらに、6本の腕を折りたたんで2本の腕だけで歩く、めずらしい二足歩行でも知られます。英語では「ココナッツオクトパ...
甲殻類・軟体動物

ミミックオクトパス

ミミックオクトパスは、ほかの生きものに姿を変える「擬態の名人」として知られるタコです。ミノカサゴやウミヘビ、ヒラメなど、15種類ほどに化けるといわれます。色を変えるだけでなく、体の形や動きまで似せる点で、ほかのタコと大きく異なります。199...
魚類

マンボウ

マンボウは、体の後ろがないような、ふしぎな姿をした大きな魚です。まるい体で海面をただよう姿から、多くの人に親しまれています。「とても弱く、すぐに死んでしまう魚」として語られることもあります。しかし、それはインターネットで広まった作り話で、本...
甲殻類・軟体動物

メンダコ

メンダコは、深海にすむ、平たくて丸いタコです。頭の左右にある「耳」のような部分と、愛らしい姿で人気があります。イカのなかまと思われがちですが、8本の腕を持つタコのなかまです。水族館の人気者ですが、飼うのがとてもむずかしい生きものでもあります...
魚類

リュウグウノツカイ

リュウグウノツカイは、深海にすむ、とても長い魚です。銀色にかがやくリボンのような体と、真っ赤な背びれを持ちます。硬骨魚のなかで、いちばん長い部類に入ります。「地震の前ぶれ」として語られることもありますが、研究では、地震との統計的なつながりは...
魚類

チョウチンアンコウ

チョウチンアンコウは、深海にすむアンコウの仲間です。頭からのびた「提灯(ちょうちん)」を光らせ、暗い海で獲物をおびきよせます。オスとメスの大きさが極端に違うことでも知られます。ただし、よく語られる「オスがメスに合体する」話は、正確には近い仲...
哺乳類

カモノハシ

カモノハシは、オーストラリアにすむ、とても変わった哺乳類です。カモのようなくちばしを持ち、卵を産みます。それでいて、赤ちゃんは乳で育つ、めずらしい動物です。くちばしで電気を感じ取り、オスは毒を持つなど、ふしぎな特徴にあふれています。分類と学...
甲殻類・軟体動物

パイプウニ

パイプウニ(学名 Heterocentrotus mamillatus)は、鉛筆のように太いパイプ状のトゲをもつウニです。刺さらない太いトゲと割れにくい構造、5放射相称やアリストテレスの提灯といった体のつくり、サンゴ礁の夜の暮らし、風鈴などへの利用まで。
両生類

アメフクラガエル

アメフクラガエルは、アフリカ南部にすむ、まんまるでずんぐりした小さなカエルです。跳ぶことも泳ぐこともできず、一生のほとんどを土の中で過ごします。おこったような丸い顔と、危険が近づくと体を風船のようにふくらませる姿が愛らしく、日本でもペットと...
両生類

モリアオガエル

モリアオガエルは、日本の森にすむ、あざやかな緑色のカエルです。木の枝に泡でつくった白い卵のかたまりをぶら下げ、かえったオタマジャクシが雨で下の水面へ落ちていく、という変わった繁殖で知られます。一部の繁殖地は、国の天然記念物にも指定されていま...
甲殻類・軟体動物

カブトガニ

カブトガニは、干潟や浅い海の底にすむ生きものです。「カニ」と名前につきますが、じつはカニの仲間ではなく、クモやサソリに近い動物です。2億年以上ほとんど姿を変えていない「生きた化石」であり、その青い血が人の命を救う薬づくりに役立つことでも知ら...
カエル類

アカトマトガエル

アカトマトガエルは、その名のとおり、まっ赤なトマトのような色をしたカエルです。アフリカのマダガスカルだけにすむ固有種で、外敵におそわれると体をぷうっとふくらませ、皮膚から白いネバネバした液を出して身を守ります。あざやかな赤色と、ユニークな防...
カエル類

コモリガエル

コモリガエルは、南米の水の中にすむ、平べったい体のカエルです。メスが背中の皮ふで卵を育て、子ガエルが背中から次々と出てくるという、驚きの子育てで知られます。分類と学名分類階層界:動物界 Animalia門:脊索動物門 Chordata綱:両...
絶滅動物

ステラーカイギュウ

ステラーカイギュウは、かつて北太平洋のベーリング海にすんでいた、体長9mにもなる巨大な海の哺乳類です。ジュゴンやマナティーの仲間で、海藻を食べておだやかに暮らしていました。1741年に博物学者ゲオルク・シュテラーが発見しましたが、それからわ...
絶滅動物

ドードー(モーリシャスドードー)

ドードーは、インド洋のモーリシャス島だけにすんでいた、飛べない大きな鳥です。天敵のいない島でのんびり暮らしていましたが、人間がやってきてから100年もたたないうちに、地球上から姿を消してしまいました。いまでは「人間のせいで絶滅した動物」の代...
哺乳類

アードウルフ

アードウルフは、ハイエナの仲間なのに大きな動物を襲わず、シロアリばかりを食べて暮らす小さな動物です。細長い顔と大きな耳を持ち、一晩でおよそ30万匹ものシロアリを、長いねばねばの舌でなめとります。ハイエナ科でいちばん小さく、いちばん変わった食...